ラボ契約 とは、システムエンジニアが行うシステム開発等に関する、委託契約の一種(委任・準委任契約等)で、システムエンジニアの能力を契約の対象とするものである。
お客様の開発チームを社内にて組んでいただき、一定期間(半年や一年等)の契約を行い、同じ固定メンバーにて作業を行える業務体型となります。
都度エンジニアを従事させることなく、お客様の社内プロジェクトと同じような感覚にて、ニーズに合わせた開発や保守作業を行う事ができます。
一般的にはプロジェクトマネージャーが現地に渡航し、現地プロジェクトマネージャーとの打ち合わせを繰り返す必要がありますが、GNA Philippinesでは現地マネージャーも専門知識を持っている為、Skypeなどインターネットツールを使用し打ち合わせを行う事ができ、スムーズにプロジェクトを進める事が出来ますので、お客様が現地に渡航する必要はありません。
日本に居ながらコストダウンを行い、プロジェクトを進める事が出来ます。
システム開発等に関する委託契約の一種であるシステムエンジニアリングサービス契約と同様に労働法規などでは業務請負の一種とみなされることがあります。
労務管理や指揮命令系統などが発注元企業から独立している必要がある点が、発注元企業による指揮命令の下で業務を行う派遣契約との大きな違いとなります。
賃金は技術者の労働力に対して支払われ、システムの完成は支払い要件には含まれないため、民法での典型契約が委任であっても、下請法における取引が「情報成果物作成委託」や「役務提供委託」であっても、労働者派遣法や職業安定法の区分基準では「業務請負」であり、違法派遣や偽装請負に該当しないように注意が必要となります。
オフショア開発でよく利用される契約形態であるため、ラボ契約での技術者の常駐場所は必ずしも委任者に指定されるとは限りません。
- 定期的案件があり、自社をメインに優秀なエンジニアを確保しつつコストを安く抑えたい
- 長期的に考え、技術などを蓄積し、柔軟に対応し最終的なシステムを確定していきたい
- すぐにでも試したいが、コストや時間をかけずに最小限ローコストでプロジェクトを試用稼働したい
- 作業工数が決めれず見積もりも出せない為、探りながらプロジェクトをすすめたい