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Cebuサーバー事業とは

フィリピンで3番目の「フィリピン マニラ マカティ データセンター」を本日より提供開始します。
本データセンターは、フィリピン最大の通信事業者Philippine Long Distance Telephone Company(CEO:Manuel V. Pangilinan、以下 PLDT)、「Nexcenter(TM)(※1)」における300項目以上の品質基準に基づき、フィリピンの首都マニラ市のマカティ地区に建設したものです。本データセンターにおいて、サーバールーム面積最大約8,000m2(3,600ラック相当)を提供します。

1.背景
世界中の好調なデータセンター市場を背景に、これまで自社建設による新たなデータセンターを中心にサービスを拡充してきました。一方、フィリピンにおいては、PLDTとのパートナーシップ協定により、同社が建設したデータセンターにて、サービス拡大を進めているところです。既にマニラ市内のパシッグ地区とパラニャーケ地区でデータセンターを提供中ですが、さらなるデータセンターの需要に応えるため、新たに建設された「フィリピン マニラ マカティ データセンター」の提供を開始します。

「フィリピン マニラ マカティ データセンター」の外観イメージ

2.概要・特長
マニラのビジネス中心街に建設された地上5階建ての同国内最大のデーセンター専用ビルで、サービスを提供します。

(1) 高い耐災害性と信頼性を備えた施設
データセンターに関する各種グローバルスタンダードに基づき、300項目以上のグローバル統一設備・運用基準に準拠したサービスを提供します。活断層から離れた強固な地盤に設置された建物は、マグニチュード8クラスの巨大地震にも耐えうる耐震性を有し、台風、津波、洪水などに対する水害対策も万全です。
フィリピン国内は一般的に電力供給が不安定で停電が多いため、本データセンターでは、UPSなどの電力設備を二重化することにより、24時間365日にわたり、安定した電力を継続供給します。さらに、空調・通信設備の冗長化やセキュリティの充実などにより、金融機関、ITサービスプロバイダーや官公庁など、高い信頼性を求めるお客さまに最適なデータセンターサービスを提供します。

(2) 柔軟なネットワーク環境
本データセンターは、マニラ市内におけるネットワークの中心拠点でもあり、IX(※3)を収容しているため、お客さまは低遅延かつ高品質なインターネットネット接続を利用可能です。また、お客さまは、保有するアジア各国間を超低遅でつなぐ「Asia Submarine-cable Express (ASEケーブル)」による超高速・大容量のインターネットバックボーンや、「Arcstar Universal One」など、全世界をカバーする豊富なネットワークサービスを、キャリアニュートラルで利用できるとともに、世界中のクラウドサービスを組み合わせたシームレスICT環境を構築できます。

(3) 低コストでオフショア開発拠点の構築を実現
マニラは安定した政情に加えて、アジアの中でも人件費や電力コストなどが安価なため、お客さまは、本データセンター内に拠点を低コストで構築することもできます。